リスク管理-自然災害リスク管理
大雨による災害というと、個人的に九州地方や中国地方の災害だと考えており、東北地方にはあまり関係のないものと思っておりました。
しかし2023年7月、秋田県内で大雨による浸水などの被害が発生しましたし、昨年2022年も青森県五所川原市で大雨による浸水や作物への大規模な被害が発生しました。
今後、どこにいても集中豪雨などで被害を受ける可能性があります。
では、どのようにして自分の地域が安全なのかどうか確認したらよいのでしょう。
ハザードマップの定期的な確認の重要性
先述したように、今まで無かったからこれからも無いだろうという考え方は、この先通用しません。
秋田県や五所川原市での洪水浸水ももともと想定はされていました。
まず、自分が住んでいる地域や大切な家族や友人の住んでいる場所に、どのような被害が想定されているかを知ることがとても重要になってきます。
地震や津波、大雨による洪水浸水など、今後起こり得る災害を地図上で確認できる、以下のようなハザードマップを活用しましょう。
【水災害等】
【地震】
この他、お住まいの自治体でもハザードマップをオンラインで公開したり、冊子にて配布したりしておりますので、ぜひ今一度確認しておいてください。
私は災害の人
私はリスク管理人として、さまざまな事態を想定します。
最近の近隣県の大雨のため、私が住んでいる八戸市でも被害が出ることを想定し、車からの緊急脱出用のレスキューハンマーを購入しました。
こちらは2個入りでしたので、一つは弟に渡しました。恐らく不要だろうということで、反応はいまいちでしたが、なんとなく安心です。
海も近いですし、津波がまた来ないとも限りません。備えておいたことに越したことはないのです。
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リスク管理-想定以上を想定する
先日、「災害リスクに向き合い、「企業価値」を向上|中小企業「強靱化」シンポジウム」に参加しました。
その中で、パネリストの方がBCPに関する取り組みについてお話されている際に、「想定以上を想定する」ということをおっしゃっていました。
まさにその通りで、想定していたレベルを超えてくる災害が多いです。
「想定外」は通用しないのです。
ぜひ、日ごろから多くの方々に自然災害に対しての準備と知識・情報の習得を習慣化していただきたいと思います。