投資_分散化、現金保有の大切さを痛感
先日、米国株式市場や日経株価が大暴落しました。
投資をするにあたって、リスクヘッジという言葉をよく聞くと思いますが、リスクヘッジが重要だということをこのような状況下で改めて痛感しました。
リスクヘッジ
リスクヘッジとは、市場の下落(資産の減少)リスクに対する防御策ということですが、投資先の分散化や少しの現金保有などがあげられます。
正直、今回の暴落では分散化では資産の減少に対する効果が見られませんでした。なぜなら、米国株のみならず、日本や全世界のインデックスファンド、暗号資産、債券、金、原油などすべてが一気に値下がりしたからです。
また、円相場も一気に円高になり、海外でのインデックスファンドは円相場の影響で、さらに値下がりしました。
そこで、私がリスクヘッジしていてよかったなと思ったことは、現金保有でした。
現金保有は見落としがちなリスクヘッジではないでしょうか。
あなたの投資は何のため?
投資と言えど、さまざまな形や目的があります。株式やインデックスファンドなどへの投資、不動産投資、暗号資産・金、原油など。
目的としては、短期間で資産を増やす、長期的に老後などの資産を増やす、中長期的に比較的大きな買い物に備えた資産を増やす、などが頭に浮かんできます。
もちろん投資が好きで趣味としてされている方もいらっしゃると思います。
私の場合は、息子の学費のための中長期的な投資と、すぐには使用しない資産の運用(これは短期でも長期でも良いと考えている)、そして老後に備えた長期的投資です。
ただし、私の場合、重要な点としては、現在少ない年収で暮らしているため、投資している分を現金化しなければならないこともあるということです。
でも正直、今回のように大幅な下落をしている時には、現金化したくない・・・。
そこで過去の私がした決断で、今の私が褒めたいことは、ある程度の金額の現金保有というリスクヘッジをしたことです。
これですぐには投資しているものを売る必要はなく、また良い時期を待つことができます。現金で時間を買うとはまさにこんな感じだなと思いました。
投資はおもしろい
今回のような下落で、かなりの資産がかなり減りました。
私の小さな額でも、大きな減少でしたので、世界の皆さんはかなりの痛手を負ったと思います。
しかし、よく考えてみると、ずーっと上がっている株式市場などはあり得ないですよね。
上がったり下がったりして、長期的に見て少しずつ上がっている、というのが自然です。
私のように、たまに投資しているものを売らなければならない場合でも、上がっている時もあれば、下がっているときもある。もう、それは仕方ない。
そこで重要なのがリスクヘッジなのです。自分の投資の目的に合わせたリスクヘッジをしましょう。
その上で、ぜひ投資を楽しんでもらいたいと、と個人的に感じます。
政治や経済のみならず、パンデミックや世界情勢を反映しています。というよりかは、それらに対する投資家、私達人間の心理が見え隠れしているのです。
資産が増える楽しももありますが、人間の心理が数値化されるという部分が、個人的に投資がおもしろいと思える理由かもしれません。